LD用視線誘導標
昨今の暫定2車線及び高規格道路の片側1車線にて正面衝突による死亡事故多発をうけ、死亡事故「0」を目指し、中央分離帯へのワイヤロープ式防護柵の設置が推奨され、工事も順調に行われております。
ワイヤロープ式防護柵LD種のワイヤ部、支柱部、端末部に弊社の「LD用視線誘導標」を取り付けることにより、道路の線形が把握しやすくなります。ドライバーの視線がスムーズに誘導され安全運転の一助となります。
いずれの製品も軽量設計、柔軟な素材を使用しておりますので、衝突時の破損や飛散が少なく、2次災害を軽減します。
『夜間画像』
夜間は前照灯を反射し、道路の線形をくっきりと浮かび上がらせます。
『LD用視線誘導標製品』
ワイヤ用反射材部分
ミニウェーブリフレクター・ワイヤ用の反射材部分は、ウェーブリフレクターシリーズ製品を使用しています。柔軟性と耐久性にすぐれたウレタンエラストマー樹脂の波型ベースに反射シートをラミネートすることで広角反射を実現しました。
反射材は片面・両面配置から選択可能です。イエロー以外の色も相談可能です。
支持体
支持体には、耐寒性に優れたポリエチレン樹脂を採用しました。ワイヤにはめ込み、付属の樹脂ビス3カ所を止めるだけで施工完了です。横ずれ防止ストッパーは別売です。
端末ワイヤ保護材・広角反射材
端末ワイヤ保護材・広角反射材は、高輝度反射シートを採用しています。支持体はミニウェーブリフレクター・ワイヤ用同様、ワイヤにはめ込み、付属の樹脂ビス3カ所を止めるだけで施工完了です。横ずれ防止ストッパーは別売です。
支柱用反射材
支柱用反射材はフレキシブルな高輝度反射シートです。キャップ用、スペーサー用、支柱用、丸型デリネーターをご用意しております。
※ワイヤロープ式防護柵は「車線逸脱事故抑止」、「設置必要幅が小さい」、「乗員への衝撃を大幅に軽減する」、「施工性が良い」、「コストが安い」といった特徴をもつ防護柵です。
対向車線へのはみ出し量では剛性防護柵やガードレールに劣る防護柵ですが、衝突車両への衝撃緩和性能や用地やコストの制約がある2車線区間への設置について有効な防護柵です。
参考:国立研究開発法人 土木研究所
寒地土木研究所ワイヤロープ式防護柵
整備ガイドライン(案)
下記のイラストをご参照ください。(使用例)
『製品一覧』
LD取付箇所 | 商品名 | 商品コード | 設計価格 |
ワイヤ | ミニウェーブリフレクター・ワイヤ用 | MWY-35-1000-色/色 | ¥10,500- |
端末 | 端末ワイヤ保護材・広角反射材 | JV104E-PE管-φ25-1000-Y | ¥9,350- |
車線分離標ウェーブポスト | WP-100D*-W*-H | ¥30,300- | |
支柱 | キャップ用フレキシブル高輝度反射材 | OR5930-25-310-Y | ¥240- |
スペーサー用フレキシブル高輝度反射材 | OR5930-90-40-Y | ¥110- | |
支柱巻付用フレキシブル高輝度反射材 | OR5930-100-310-Y | ¥900- | |
丸型デリネーター(ウレタンシート基材・バンド止め | KIWA55S-075-φ100-O | ¥1,750- | |
その他 | *1.留め具:スナッパー *2.固定バンド |
スナッパー エンドレスタイ・ロッキングヘッド |
¥170- 別途お見積り |
※標準仕様以外の製作も可能です。詳しくはお問合せください。
※端末に設置する製品の【回転止め】、【衝突試験】については別途お問い合わせください。
〈参考〉『ワイヤロープ式防護柵整備ガイドライン(案);2019年1月』ー 国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所 –
『施工方法』
「ミニウェーブリフレクター・ワイヤ用」の場合、ワイヤにはめ込むだけで利用が可能です。さらに、3か所の樹脂ビズで固定する事で強度も安心です。
カタログ・リーフレットページから 参照/ダウンロード可能です。
施工事例動画(YOU TUBE)はこちらから
※標準仕様以外の製作も可能です。詳しくはお問合せください。